……ええ。どちらにしても、ここじゃ、私の力は上手く働かないし。何をどうするにしても、場所を変えましょう。[目の前に浮かぶ扉に、やや、険しいいろを宿した淡い緑を向ける。魔界が閉ざされている、という言葉は今は半信半疑。まずはそこから確かめないと、と思いつつ、同意の頷きを返した。*]