― 南岸・修道院跡付近 ―[ 剣先を手首に受けて、食い込む刃の衝撃に、山刀を取り落としても、ダンクラードは怯まない、むしろ、裂帛の気合いを増して、左の剣を携えて、更に飛び込んでくる>>314 ]は...[ 無意識、身を庇おうと、左手をあげようとするが、脇と肩に深い傷を受けた腕はぴくりとも動かず ]...それでも、人は、間違いを悔やむものなんだ、ダン。[ 右手の剣を、上に掲げる、空を...太陽を指すように。しかし、そのまま、その剣を振り下ろすことはなく、背中に刃を受けた// ]