―虚無の深淵―カレルさん、お気遣い感謝します。貴方もどうかお気をつけて。[>>322彼の願いは自分達への分をハンス達への援護に充てる事。最も危険な役目を担う彼らへの援護は最も重要なものだ。前衛への援護を抑えれば、白花の重ね掛け。または盾が壊れてしまっても、すぐに掛け直せるような余剰は残しておけるだろう。]ユリア。[前衛を潜って伸びてくる触手は殆どないかもしれない。それでも向かってくる触手があれば、少女は幾本もの蔦を出現させ、刈り取らんと。*]