― 厨房 ―
[流し台に先客が一人>>313。]
あぁ、シスター。
洗い物なら僕がついでにやっとくよ?
こんな時だし、こういう家事仕事なんて分担しなきゃ大変だしさ。
[近づいて、ようやく気付く。
その目が濡れていることに。]
あー……
色々あったんだし、疲れてるなら休んでおいてよ?
いっそ眠るのもいいかもね?
お薬に頼ってでも。
眠れるお薬、持ってきてるから必要ならあげるよ。
[先に二階で見かけた様子>>209も考えれば、もしかしたら相当参ってるのかもしれない。
慰め方もろくに知ってれば、別の言葉をかけれたかもだが。
知らぬ青年は、薬師としてのアドバイスを。]