―― ブリッジ周辺 ――
[どれだけの間船内を駆けていたか。
目指す後ろ姿を見つけたのは、ブリッジのほど近く。]
ハーラン!!
[彼が人狼であれ、動揺している人間であれ、
この状況下でブリッジに足を踏み入れるということは、どう想像しても真っ当な動機が思いつかない。
廊下に高く響くのは、自身の靴音ひとつ。>>320
もし他にも彼を追う者がいたとして、このときはきっと、他の場所にいるか追いついていなかったのかもしれない。>>300>>301
いま自分が上げた声が、もし近くにいたならば、届くこともあるかもしれないけれど。]