― 後日・某治安組織レトの部屋 ―……必要ないのは、確かにそう、だけど。[今までずっとそうしてきたから、というのがつい、先に立ってしまう。それは、変わる事への無自覚の忌避。「こわい」に含めた思いのひとつ]……私が……私、らしく?[告げられた言葉>>322は、それを揺らして。零れた呟きは、戸惑いを帯びる]