シェンさんは、いつも頼もしいな。
[ 動ずる事がないのか、ただそれを表に見せぬだけなのか、ただやるだけ、と、言い切るシェンに>>319少し羨ましげな目を向ける。
迷いないその気性は、やはりカレルの憧れるもののひとつだ。 ]
うん、ゾフィヤさん、頼みます。
[ 道を作る、というゾフィヤに>>315ならば後ろは振り返らず行けると確信して、風竜は、舞い上がる。 ]
シリル、さん!最後はお願いしなきゃいけないですけど、その前に無茶をして、また怒られないようにしてくださいよ!
[ どさくさ紛れに、そんな声まで投げ置いて、前に、と、飛び出すシェンとエルナトに並んで、風が灰色の淀みを斬り裂いて翔ぶ。 ]