─地下礼拝堂─
[>>269驚くユーリエの声が礼拝堂内に響いた…ように聞こえた。
酷い、という言葉には瞑目しながら僅かに肩を竦め。]
間違ってはない。
[男が返すのも、幼馴染と>>271さして変わりはしない短いもの。
交互に見られればちらと幼馴染に視線は送ったが。
そこから彼女は何かを想像して>>270]
……、くっ。
[我慢しようと思ったが、思わず吹き出してしまい、暫く肩を揺らして笑っていた。
ユーリエは幼馴染の事を的確に把握しているらしい。
少し妬けるが、男はこの少女を憎らしくは思えなかった。]