[嵐が過ぎ去った後、屋敷へと入ると借り受けていた部屋に荷を置く。
この後にあるのは菓子作りか茶会。
ライフルは無用の長物だろう。
念のため、ナイフは懐に忍ばせておく]
え、もう準備出来てんの?
菓子作ろうと思ったのに。
[茶請け何?と聞くとたまごプリンの名が返って来る。
なるほど、と納得したものの、アレクシスとの約束もあるために少しだけ悩んだ]
やっぱもひとつ茶菓子作るわ。
カナンもプリンだけじゃ足りねぇだろうし。
なんで、茶会には途中から参加するな。
居ねぇ時の話はカナンから聞いとく。
[そうクレメンスには告げて、家令に頼み厨房を貸してもらうことに]