人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


申 炉 ロー・シェン

[買って来た煎餅を適当な大きさに割り、鹿の周りにばら撒く。
うっかり投げた破片が大河に当たったがしれっと見ない振り。

地面に落ちた煎餅を無心で食べる鹿から解放された
大河を見遣り、冷笑を向ける。]

なっさけねぇよなぁ。
鹿に襲われるとか、舐められてんじゃねぇの?

動物から見ても御しやすいお人好しだ、って。

[手元に残っていた煎餅を何となしに噛み割って飲み込んだ。
鹿用なのだからほとんど味がないのは当たり前と言えば当たり前か。

それを見ていた一頭の鹿がとことこ歩み寄り、
もう半分をやろうと茶色い塊を差し出したのだが。]

(323) 2014/10/24(Fri) 02:29:23

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