ん……その辺りは、やっぱり感性とか感覚の違いとか、あるとは思うんだ。 でも、ボクらはずっと、妖とも一緒に生きてきたし、これからもそうしたいって思ってる。 ボクにとっては、妖は身近な存在で、線引きする必要って、感じてないんだよ。[あっちのふたりみたいに、と視線向ければ、妖白狼と蜘蛛は何やら楽し気に取り込み中で。なにやってんだろ、と思いつつも視線を戻し] だから、きみが一緒に来てくれるのは凄く嬉しいし、頼もしいって思ってるんだ。 一緒に、この地を守ってる、って、実感できるからね。