母さんが俺を信じている……?[それは直接母から聞いたことがなかった言葉。実家に戻っても自分の心配ばかりしていて、何かにつけ子供扱いしていた母が、自分のことをそんな風に思っていてくれていたなんて。その事実に身体の裡から見えない力が沸いてくる] あの、ありがとうございます。 大事なことを伝えて頂いて。 はい、一緒に頑張りましょう![元気よく返事をした。元気を与えたものは、母の言葉だけではなく。ローズマリーの優しい心遣いのおかげでもあった]