[男>>305が示した先を見れば、メイン・サロンを立ち去る前に言葉を交わした>>2:150青年の姿>>270が見えた。]
ああ、トールさんから……
なるほど。
[天井から落ちてきたことも相手にはどうやら伝わっているらしく。]
落ちてきた、だなんて大げさな。
一緒にいた方が、降りれる場所を探してくれただけですよ。
ーーーほら、あの場所です。
[彼の視線が遥か頭上の天井に向いたため、苦笑交じりに否定を入れて
こちらにその視線が戻って来た時に、降りるときに利用>>2:37したカフェの看板を指差す。
"タイガ"は知らないが、足場として利用したその場所は、人間が飛び降りて無事な、ぎりぎりの高さだっただろう。>>2:380
果たして、相手はそれに気づくかどうか。*]