― 黄砂の村 ― …………わぁ。[ゲルトに連れられるように移動した先で目に入った光景は、確かに飛んでもなかった。それに、ぽかん。としたのは僅かな刹那。ゲルトが魔物と向き合った直後、こちらも近づく何かの気配を感じて。とっさ、太刀を構えて横一閃に振るっていた。5(6x1)]