― グランツェルツ橋 ―[駆けて来た気配に、先に気づいたのは肩の真白。きゅ、と上がった声に振り返ったいた先に見えた姿>>316に、数度、瞬いた] ……クレステッド様……!?[魔軍の中で、畏敬の念を抱く、もうひとりの存在。その姿に自然、青年の居住まいは正される]