っ、な……!?[>>313しかしよもや、その足首が掴まれるとは思わずにいた。足首を確保されれば、体勢を保つ事すらままならない。爪による痛みに耐えつつ、引き抜こうと。二人が動く度、ベッドのスプリングが軋み。窓を打ち据える硬い雨の音と、歪なハーモニーを奏でる。意識は、足首へと集中し。露出した腹部を、守る手段は未だ無く――……]