― 翡翠ヶ淵 ―
[金平糖は気を解す効果があったか、顔が綻ぶ様子>>315に笑みが浮かぶ。
向けた願いに対し、しどろもどろに語られる言葉>>316 >>317は口を挟まず黙って聞いた]
あー……そっか。
そこはなんていうか、ボクがごめん、だな。
ボクは昔から城下にも普通に出てて、騎竜師の修行のために風龍峡に来てからは龍峡の村も歩き回って。
『姫』じゃなくて『アイリ』に接してもらうのに慣れちゃってたから……そんな風に思われるって、考えた事、なかったんだ。
うん、そこはごめんなさい。
[どうすればいいのかわからない、との告白には素直な謝罪を紡いで]