人狼物語−薔薇の下国

297 吸血鬼の脱出ゲーム


元・神父 アルビン

[思考に割り込むように、晴れた空の色が目の前に広がった。
ああ、昼の色。懐かしい。
耳に届く自分の名は、心地よい響き。なんだかとても、心が素直になる]

本当に、俺の話なんて、大したものじゃないのですよ。
元は行商人の家の生まれで。でも両親が商売に失敗して、俺は教会に預けられました。
それからは、信仰の道だけに生きてきた、何の面白みもない人間です。……人間でした。

[何を否定してもいい、という穏やかな誘い。]

俺は愛されてないんです。
愛は与える物です。愛は許す事です。愛は認める事です。

(322) 2015/01/30(Fri) 16:52:42

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