人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 クレメンス

オプティモ港に近付かない船は無視しろ。どんな船であってもだ

[「無視ですか?報告は?」と、海側の監視を受け持つ隊の隊長が尋ねてきたが、男は必要無い、と言い放った]

どうしても報告したければ、私に直接寄越せ。王府軍には、知らせる必要はない

[強調された言葉に、何かを呑み込んだ様子で、隊長は「了解しました」と真顔で頷いた]

港には投石機を出しておけ、街から出た民兵に操作を任せられるか?

[その問いには、訓練済で問題ないという返答が返る。オプティモ市民の街を守る気概は意気軒昂というわけだろう]

投石機は、街を囲む城塞にも配備。弓隊と共に主に敵の騎兵を狙う。ああ、そうだ、客人には港の防衛の方へ、回ってもらえ…私兵を三組つけ、万一があれば、船で逃がす。

[これには「心得ました」と側近の私兵が頷く]

(321) 2015/03/15(Sun) 15:40:27

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby