皆、故郷のことを考えてくれている。それを信じていますからどのような決断でも構いませんよ。
……私は強大な敵に立ち向かう覚悟も。屈辱を耐え忍ぶ覚悟も。どちらもすでに完了していますからね。
[皆をクレイグ候も、宰相のアルブレヒトも、ガーウィンも、フォラータも、もちろん目の前のこの男も。
信じているからこそ自分の意志など置いていける。そしてどのような道を辿ろうとも覚悟が決めれるのだ。と普段の飄々とした態度と裏腹の強い意志を言葉にして]
ですので私は軍事的にも外交的にも必要なこと…国境に眼を光らせておきますよ。
[こちらは任せておきなさい。と強い覚悟を既に決め終えたという将軍は出立のために騎乗して]