[食堂に顔を出したパメラの元へ駆け寄ると、そっと頭を撫でた。]
お帰り。お前が無事戻ってきて何よりだ。
今朝はオットーの看病をしたって、お兄ちゃんアルビンから聞いたぞ。お疲れ様、頑張ったな。だから、今日はもう疲れているんじゃないか?
フリーデルが風呂の用意をしてくれているし、厨房にはスープとパンがある。お前がしたいようにしなさい。
[普段ならば、まず食事!なにはなくとも食事!を勧める男であるが。
今はパメラが随分と疲れた顔をしているのが気になっているし、外から戻ったばかりで冷えた体を温めて貰いたいしで、ともかく本人が一番したいことを優先させられるよう、選択肢だけをずらずらと並べ立てた。
パメラが何を選んでもいいように。*]