人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


聖歌人 ローズマリー


  ──あーりがとーう わすーれなーい このー ひびをー
  ──だーいすきーな みんなと すごーした ひー
  ──とおく とーおーく はなーれてもー
  ──みんーなの えがーお わすれ なーいよー

[遂にははっきりとした言葉、歌を作り為した。
歌詞や音は幼い頃に作ったものであるため拙さが残るけれど。
やや掠れながらも紡がれるおとは、紛うこと無きローズマリーの声]

[あの日、削られてしまったのは今まで蓄積して来た想い。
ローズマリーの歌は想いを糧に紡がれる。
間際に紡いだ歌は、それを全て消費し皆に癒しを与えたのだ。
そして今、再び皆から貰った想いを内に溜めたため、歌うためのおとを取り戻した]

[繰り返し紡ぎ出されるおと。
声を取り戻したとローズマリーが気付くのは、もう少し先の話*]

(320) 2014/04/13(Sun) 21:45:24 (rokoa)

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