― カレン・シュテルンと ―[驚いたり慌てたり。>>303友人の顔を眺めていると楽しくなる。やっぱり面白いなあ、というのと同時に、本当に自分のことを案じてくれているのが分かって胸が温かくもなった。] おまえ、いい奴だよな。 ああ。大丈夫だ。俺もそこはもう、吹っ切ることにしたから。[テオドールが父親だとしても、戦うことにためらいはない。ただ、どうしてそうなったのかは聞きたくあった。そこだけは、吹っ切れてない部分だったが。]