[ちょうどこの先は、未だロックの解除されぬ閉じられた区画。
その手前の部屋、ブリッジへと足を踏み入れる。
現在は自動航行中。
星も何も見えぬ、亜空間である以上はそれも意味を成さないが。
口角がきっと妖しく上がれば、この時代の多くの船に応用可能なとあるコマンドを入力し、半手動へと切り替えるだろう。
この空間から抜け出す、その時のお膳立てとして。]
噂に聞いていた羊が見当たらないっす。スノウが言っていた通りだ。
ん? 物好きも、いるもんっすね。
[後ろから付いてきたのは、一人。>>271
今更、どうするつもりだと言うのだろうか。]