― サクソー川/橋の北側 ―
[クレステッドとともにツェーザルについては聞けただろうか。
特に進言もなく、部隊にはひとまず休息と負傷したものへと手当てを取らせていた。二度の突撃を終えた部隊をすぐ動かすのは酷だったからだ]
一つだけ、森の民や平原の民には風習があるともききます。
詳しいものがいるならばそのもの達の意見を聞いてからのほうがよいでしょう。
[負傷者にせよ死者の扱いにせよ。思わぬことで彼らにとって冒涜ともおもえる扱いになる時がある。
帰ってくるクレステッドの主、オクタヴィアスはアルブレヒトの後の政治や政策を引き継ぐのだろうとは思うが、その考えはしらないが、腹心ともいえる彼の指示などを聞くところ、力づくで支配する考えはないようだから損にはならないはずだとの進言であった。
実際にどう考えているかは…直、わかることだろう。]