シスター フリーデル

［　そんな風にオットーのパンの香に包まれていると。
　　彼が、”金狼様とセイラ様のいちゃらぶクッキー”の
　　ネーミングに動揺する顔が思い出され>>0:1196
　　思わず、少し くすっとしてしまう。

　　クッキー用の抜型や小麦粉を譲ってもらったり、
　　熱心にハーブのことを聞いてくれたり。]


　　 　　……ふふ。やっぱりこんなに、
　　　　草がぶわっぶわのぼうぼうになったら、
　　　　何のお化け現象かって、不思議よね？

　　　　そうよ。オットーさんの言う通り。

　　　　私には”緑の指　”があるみたい。



［彼が尋ねてくれた時>>0:1194>>0:1195のことが、
　ふと、脳裏を過った。］