[空間には新たな風が吹き>>307、道化師の呼び出したスライムが鎧を溶かす>>308。 乱戦にならずとも済む程度には、鎧の群れは減じているだろうか。 そこに聞こえたのはイースの推測>>310] ほう……? 何やら張りぼてのようであるな。[闇に近しいとはいえ、何より"魔"の力に満ちた王は、イースの言葉受けそう所感を抱く。 異質な存在、とは、これまでも散々感じてきたことであるが―― とはいえ魔王の考察はその先を手繰ることは出来なかった]