― 世界樹の枝の上 ―
[ 下、下、と指差す妖精に従って大蛇の頭の上から下を覗き込むと、身体半分、大蛇の頭の下敷きになってつぶれている星司の姿が見えた>>317 ]
わああっ!星司っ!大丈夫っ?!
[ 慌てて、サーベルを大蛇から引き抜くと同時、ざらりと大蛇の姿は砂のように崩れ去った。
七大蛇は、退ける事が出来ても、人の手で完全に滅ぼすことは出来ぬもの、時が経てば、また転生して世界樹に巣食うのかもしれなかったが、今はそれを考えるどころではなく ]
うにゃっ!!いてて...
[ 足場を失って、枝の上に落下し、強かにお尻を打ってしまったが、痛みにかまけている暇もない ]