[けども、直様思い当たる。王子が行方不明だった2年間、共にいた古の竜であろうと。]はっ、ありがたく。ならば、敵の分断を狙いますゆえそのご助力を。[即座に切り替える。 竜の力がいかほどかまでは正確に知らずとも、人間や下等な魔物が適う訳はないだろう。 また、その存在だけでも、十分に畏怖を与えるだろう。 ならば、多少の無茶も可能だと。]皆の者、続けっ![サーベル抜き放ち、一団となって突っ込んでいく。*]