>>316ゲルトさん
[そうやって笑えば、何か言いたげな…そんな表情で。
けど、すぐに力強い笑みが返ってきて。
…きっと――ボクの迷いが、幻想を映し出しただけだろう。
ゲルトさんはいつもにこにこしてて、明るくしてくれる。そういう人だから]
…、…――好きです、ゲルトさん。
ゲルトさんの事を考えると、どきどきして、胸のあたりが痛くなって…でも、あったかくなるんです。
たとえ離れ離れになっても。
…ボクは、ゲルトさんの笑ってる顔が見れればそれだけでよくて。
他に何もいらないから…だから。
……ゲルトさんは、ゲルトさんのジャスティスを貫いて下さい。
[意味もなく、目があつくなって。それを無理やりおしこめると、普段の無邪気な笑顔を彼に向けた]
えへへ、一緒に…。
これで、もう怖くない、です。
[そうして二人、毛布の中にくるまって――**]