[スノウ、ラヴィには後から行くと連絡したからか、スノウの姿は女の前から消えていた。
だからメリーの異変>>#10やスノウの説明はいまだ知らなかった。
だから男性の説明>>271には驚くばかりであった。外には、あまり出ていなかっただろうが。]
そうだったんっすか…。
アリスバック先生が、人狼に…
…うわあ…
[時々医務室に行ってはつい長話をしてしまっていた相手>>0:140。
その人が瀕死の重傷を負ったと知れば、流石の女でも、危機感を身に感じた。
死にたくはない、その感情が頭を過る。
“生きなければ”ならないというのは自身のただひとつの拠り所、そう女は思っていたから。
他にもその手に乗っていることは、気づけない。
しかし、それでも、うわあ…ぐらいの感情しか形にならないのはもう性のようなものだろう。
何も感じないようにしようという防御反応。
決して失くすことなど、怖くはないと、いうような。
それが周りにどう思われるかなんて、女は知らない。]