― 回想:戦場 ―
そういうあんたは…育ちの良さが滲み出てるな。
[格好つける>>290。その言葉に対してはわざわざと名乗りをあげる>>291のに皮肉気に返し自身が名を名乗る気などないことも暗に示す。
とはいえ、時間が立てば不利になる。焦るな。と何度も心に呼びかける。
目的は追撃を阻止し生き残ること。その二点だけでいえば一応勝算はあるつもりでいた]
ま、少し惜しいと思うけどな。ああ、つまり……任せた。
[刺突の構えを取るラートリーと名乗った女へと向かうでもなく。ただついてきた傭兵に任せたという。任せたといった傭兵は、ラートリーに向かうでもなく横を抜けて、乱戦状態が鎮圧される前にさらに火をつけにいく。殺す必要などない。ただ穴をあけ陣を乱し、軍隊行動を排せばそれだけ軍としての追撃などできなくさせる]