― キュベルドンの森・翌日 ―[サシャが戻って来たのは、明け方近くだった。顔は途中川の水で冷やしてきたが、目が酷く充血していて腫れていた。迎えてくれた仲間に心配されたが首を振る。]らいじょうぶ…。目は、生きでる。[真っ赤だが使いものにならない訳じゃないからと。言う目の中に、参戦の意思は消えていない。]