ところで今日も変わらずやってらっしゃるのでしょうね。
毎日毎日飽きもせず、まるで子供のようですね。
[今後のラモーラルをどうするか議論のことを差す、事態はそんな簡単なものではないと知りつつもあえて呆れたような調子に言う。]
少々飽きてきたので私は気分転換に北にいってきます。そちらのことはよろしくお願いしますね。
[こちらについてはそれなりに本心を口にする。
コリドラスが守将に任じられた理由の一つには、コリドラスは独立独歩の道を歩むも、王国の意見を飲むことにも強いこだわりがなかったというのもあった。
領主であるクレイグ侯派であるが、クレイグ候が宰相の意見に折れればそれに従うし、自分の意見を貫けばそれに従う。そういう考えであり、むしろいがみ合うように意見を交わすのが嫌になったという側面もある。これからクリーク砦にいく面々はコリドラスと同じように考えている人間が多くいた。]