『構え、盾!!』[>>262セルウィンと重なるように号令をかけ、投げ槍から己の、他者の身を守る。 鉄の得物を完全に遮るなど出来ず、受けきれなかった盾は欠けたり貫かれたりもありはしたが。 こちらを殲滅する為の動きでは無かったからか、止めを刺されるには至らなかった。 むしろ、こちらに精鋭が揃っていたからか二度目の打ち合いではこちらの方が優位にも見えて。 だがまさか、馬から下りて一人残る者が出るとはこれまでの経験でも無いことだった]