そうだね――差し支えなければ、部屋まで届けてくれると有り難い。整備士のきみはともかく、私が燃料などを運んでいたら、何事かと思われそうだから。[そう、燃料を運んでもらう先を告げる。量は、2〜3ガロンもあれば足りるだろうと]ああ、ただ――警備部の人間と会う用件が入るかもしれなくてね。だから、もしかしたら留守かもしれないが……、そのときは、適当なところに置いておいてほしい。[――カレルとの会話を思い出して、そう話す。そのカレルの上司が、役目を別の人間に押し付けたのだとは知る由もなく]