人狼物語−薔薇の下国

252 グラムワーグ・サーガ2


語り継ぐ者 ローランド

― 王都陥落数日後/王都 ―

[決別の行動は示された。
それに対し向けられる、瘴気の如き黒い靄>>305]

 ……喩え死すとも命乞いなど。
 死する者を視、糧とする私にそんなことは赦されていない。

[抵抗しないと言う選択肢は無い。
抜いたファルカタを逆手に持ち後方へと流して、左手を解いて右胸の上へと構えを取る。
好機があるとしたならば相手が攻撃を放つその瞬間。
この身砕けようとも刃が届いたなら、人の可能性を突きつけることが出来ると。
その思考を基に呪を紡ごうとした刹那]

(317) 2014/09/13(Sat) 21:06:26

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