人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


狩猟師 ギィ

[テラスに貌を魅せるソマリへ、軽く片手を上げた。
企業面接のようだな、とぼんやり思う。]

 ん? ……何の誘いだ?

[彼の分も、グラスへワインを注ぎ入れ。
手前へ滑らせ、「そういう状況ではない」との言葉に
同意するよう、苦々しく笑みを宿す。]

 ま、こういう状況もそう、悪くは無い。

 ――…そうか? まあ、ずっと一緒という訳にも、いかないさ。

[鋭い指摘に、バツ悪そうに少しばかり眉根を下げて。]

(316) 2013/10/05(Sat) 00:40:17

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