いや、その...な...[ どういたしまして、と返すのも、何か違う気がして、けれど、今の子供にしてみれば精一杯の意思表示であろうその言葉に、何も返さないという選択は無く ]気にするな、俺が、したいからしてるだけだ。[ 結局、照れ隠しのように、そんな風に言って、まだしっぽのあった子供の頭を、少し遠慮がちに撫でた* ]