ー 城内作戦会議室
[>>278>>279 宣戦布告が在るかもしれないの話題が出ると時を同じくして、宣戦布告の報告があったことには流石に一度目を丸くした。
が、すぐに噛み殺すように笑い。]
我が王の腹心は素晴らしい慧眼をお持ちのようだね。
これで、奴らはもう後には引けない。
仮に引けば…奴らを希望とすがることで我らに抗ってきた人間は大きな失望を味わうことになる。
人心が離れれば再決起は難しくなるだろう。
当然…現状に適応しようとしだす民衆も増えるだろうね。
何にせよ、賭けをする前で良かった。
今ではないと思っていたからね。
[エルフと人間では時間の感覚が異なる。二年を短く感じるのはそのためだった。]
うん、王が使者を返したのならば、何かお考えあってのことだろうしね。
まぁ、ただの遊びかも知れないけれど、何かあれば城内にはエトヴァルトも居る。
[作戦会議の続行に同意した。もし使者がローランドだと知ったならば、あの時の応えでも聞きに行ったかもしれないが。]