― 談話スペース ―
皆さん、お待たせしました。
[厨房から談話スペースに食事を運ぶ。部屋に戻ったアルビンやニコラスは呼びに行った。]
そうだな。ヨアヒムがしっかり手伝ってくれたお陰だもんな。
[いつもより明るく振舞っているように見えるヨアヒム>>311に、花を持たせるように頷く。つかの間の日常、いつもと同じ時間。二人も知己が亡くなり、雪崩が発生して、多くの村人の安否が分からず。しかも村に閉じ込められたと分かっても、穏やかな空気を妨げる気にはならなかった。
例え己の手を汚して壊してしまうだと分かっていても。]