――もちろん。でもそちらの手抜きは大歓迎ですよぉ。[勿論門番を名乗る以上、手を抜いてもらえるとは本気で思ってはいないが。軽口を装う傍ら、浮かせた大剣、それを取り巻く風に命じた]Tauche in seine Brust ein!《突っ込め》[大剣はその重さを感じさせない動きでくるりと回転し、切っ先をヴェルナーに向け――一直線に飛んだ**]