[朱馬車の窓から、ゆると横顔を覗かせて。巫女姫は併走する白馬の主>>243に頷きを返す]皆様方のおかげで、此処までは恙無く来ることが出来ました。…、シュビトは、[心配に震える吐息を、沈痛な面持ちで、そっと飲み込んで]火の粉が大きくならぬことを祈ります。街に暮らす民の方々に、なるべく被害無きことを。[鎮圧部隊にも、民には手を出さぬよう申し伝えてある。此処で国民の反感を買っては、義を失うのは王府側だ]