人狼物語−薔薇の下国

477 【R18完RP村】暁天はかく語りき、


【3】rāst-dorūsh ソマリ

[陽光が地の向こうに去った頃、一つの扉を押し開けた。
その途端、外にいたのとはまた違った空気を喧噪が空間を占めるのだ。


 → 酒場 ─


その日、此処に来た理由は単になんとなく、だった。
何かしら事情あって潰れたい訳でもなければ、漠然とそのものが好き、という訳でもなかった。
それでも、何となく訪れたのだ。]

  …あれ、ブライアン様?
  もう戻られたのです?

[一人で食事をしていたその姿には見覚えがあった。
確か軍役していて、白狼騎士団の方へと異動したのではなかったか。
彼女が顔を上げたのと入れ替わりで、横の席に腰を下ろすだろう。]

  然し、酷い状態ですが大丈夫ですか。

[困ったようにそう言って、彼女を見遣っていた。]**

(314) 2017/04/20(Thu) 01:55:31

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