人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル軍大佐 タクマ

[ 喪われて何年も心の底で眠っていた思い、それが、更なる喪失によって目覚めさせられたなら、彼が、全てを受け止めるのに、時間がかかるのは仕方が無い。

けれど、僅かにでも、見えた光のいろに、男は静かに安堵の息をつく ]

ああ、飛んでいけ。お前は自分で自分の飛ぶ空を、選んでいける。

それが出来ると、俺は信じてるから。

[ 男は養い子の右肩に、ぽんと、手を乗せる ]

俺も、見ていてやる、この海からな。//

(313) 2015/11/12(Thu) 01:31:08

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