[ハンスの言葉にファティが目を細めたのは一瞬。真直ぐな言葉を、眼差しを正面から受け取り、頷いた。最後の仕上げは彼らがしてくれる。自分達はハンスが核に届くまで、全力で支えよう。そう決意を固めた時、本体から奇怪な音が聞こえてきた。]承知しました。[少女は花竜の手綱を握り、花竜と心を重ねる。全員に白花の攻撃強化の術を、そうして核に近づくハンスにはそこに青葉の盾を重ねた。*]