[視線を戻すと、リエヴルの目を真っ直ぐに見て告げる]
ここでの生活は…耐えきれないと思う事が…多すぎた。
何度も…何度も…生きる事にくじけそうになった…
そんな時に…この地獄のような場所で、いつも同じように穏やかでいるあなたの姿に…幾度助けられたことか…。
こんな場所で…そのようにあり続ける事は とても困難で尊い事です。例え、それがあなたにとって「擬態」だったとしても。
そんな事はどうでも良いんです。
あなたの存在そのものに救われた。
それは事実です。
―そして、私はその事を決して忘れない。
心からの感謝を。
それを…お伝えしたくて…