[ニコラスを。そしてヨアヒムを弔った後神父はカタリナの部屋を訪ねることであろう彼女が居たならば。少しばかり部屋の中で話せないかと問いかけて――そして食堂での彼女の霊能者。その単語に息を止めたその姿を思い出しながら尋ねるのだ] 間違っていたら、すまないカタリナ。君は 霊能者について――心当たりがあるのか?[と、ゆっくりと切り出すそれはきっと夜になる前。吹雪で見えぬ陽が未だ落ちぬ頃にであろう*]