人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


吟遊詩人 ソマリ

 魔物と戦える騎士団にする為に、アードがいる。
 アードがだいたい志願して最前線にいるのは、献身的な騎士を体現しているからってわけじゃない。……いつか来る日に備えて、ね。

[ソマリアードはまさに自ら進んで田舎の魔物退治にどぶさらい、季節によっては牛追いをしている住民にも献身的な実直な騎士という評判がついてまわるが。実のところ、「来る」覚悟のないものに最前線を任せていられなかった、というのが大きい。
 真面目にこの話を持ちかけても、「門」から再び魔物が出てくるなんて、酒飲みのよた話にしか思われないのが痛いところであった。
 彼らは、伝説が続いている、登場人物が実際実在したということを目の当たりにしていないのだから]

(312) 2014/03/28(Fri) 12:02:46

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