[ふと、頬にあたる風に気を取られるかのように遠くへ視線をやる]私は、ここを出て、人と吸血種が共存できるような道を探すつもりです。人の血を求める吸血種の性が…それを阻むなら、そこを乗り越える手段を求めます。「人」に戻る事は選びません。もう…「吸血種」である事 私は受入れてしまった。